本業並びに、周辺健康産業へ規模拡大した結果、借入が増加し、返済原資に不足を来していた。
更に、売上の伸び悩みに伴う赤字の連続、原資の不足、返済の遅滞等、財務体質は急激に劣化していた。
経営サイドとしては、膨大な借入残高、減少して行く売上に打ち手を失っていた。文字通り、企業は存亡の危機にあった。
①再建計画の作成による、返済のリスケジュール(返済の猶予、返済期間の長期化)
②本業以外の健康産業の廃止、それに伴う不動産、設備等の売却
③経費の削減(経営者給与の削減、過剰な人員のリストラ、その他諸経費の削減)
上記を基本的な前提として、コンパクトな企業規模での再建がスタートとした。
再建の足取りは、主として会員の増加にある。
その為に、企業のあるべき姿を確認し、その「営業コンセプト」を以て日々の営業活動に邁進した。
それは、会員並びに入会希望者に対して、価格提案ではなく、スイミングを通した学童の体力の強化、人格の形成を訴えたものである。
訴えを開始して2年、企業の趣旨に賛同した会員は徐々に増加し、収支は安定軌道に乗った。
勿論、返済原資の範囲内の返済高である。
更に、送迎バスの入替え購入等も、銀行会議の了解を得て、3台新車を購入した。借入残高の返済は更に少し伸びたが、現状の収支、返済状況は安定している。
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