08.制服卸売業  B社

開発手法の導入による再生

(1) 経営悪化の要因

学校、企業の制服縫製、製造販売、仕入卸売業である。

学校制服は依頼先の固定化でなかなか開発が困難であり、企業は不況期間が長く、新たな制服の発注に長い期間を要するようになった。

 

かかる状況下、収支は徐々に悪化し、資金繰り経営に瀕するようになり、放置した場合、経営の危殆化は免れない状況を迎えた。

(2)取り組みの内容

①中長期計画の策定


②販売計画の具体的な立案


 1)深耕開拓のシステムの構築


 2)新規開発計画を構成するシステムの構築


⑤開発システムを実行に移すについての管理方式の構築


⑥販売についてのロールプレーイングによる訓練、同実行


⑦営業実績管理の徹底化

(3) 成果

新規開発を開始して2年。

 

上記項目の実施により、売上は徐々に回復し、資金繰り経営から脱出し、借入返済は順調に推移している。

 

当社の要諦は、開発販売を実践し、日々の営業を楽しむことを重点指導項目とした。

現在は、地域の制服販売の中核企業として活躍している。

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