自動二輪車の小売販売業である。
自動車が生活の主軸となって久しい。
その間、自動二輪車は徐々に市場が縮小し、販売は頭打ちとなっていった。
かかる中、地域の中核的な業者として奮闘するも、市場は圧倒的に車の市場に転換、二輪車に乗る世代の高齢化、生活バイクの伸び悩み等、相当な営業努力により販売業績を伸ばすも、収支は必ずしも併行したものではない。
当社の場合、環境要因が大きな比重を占めている。現状のまま推移した場合、未来の展望がひらけては来ない状況にあった。
①中期経営計画の策定
②販売計画の詳細な立案
③情報公開による社員の意識高揚
④徹底した数値管理手法の再構築
⑤金融機関の協力体制の強化
上記項目の実施により、売上は急速に上昇し、粗利、経常益、CFは大きく改善された。
開始1年目の決算を待たずして、計画達成は既に見えてきた。
当社の原動力は、「数値管理の徹底した再構築」により経営状況が極めて明快になり、打ち手が的確になったことである。
業績の向上は、更に社員の意識を高揚させ、経営者と社員とのやる気の相互作用をもたらした。
勿論、「情報公開による社員の意識高揚」は不可欠な要素ではある。
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